【ノンレム睡眠を知る】深い眠りと浅い眠りを把握して健康を手に入れる
みなさん誰しもが行う習慣の一つに睡眠があります。
睡眠は健康的な生活を送る上で欠かすことのできない要素と言えるため、睡眠についてを知ることは非常に大切です。
- 睡眠について知りたい
- 深い眠りと浅い眠りとは何か
- 睡眠に大切な事は何か
- 深い眠りを得るためにはどうすれば良いのか
そんな疑問にお答えすべく睡眠について取り上げてみたいと思います。
それでは行ってみましょー!
眠るという行為は疲労回復と日中の覚醒を促すための生活リズムを作る習慣
眠るとはすべての動物が行う共通の行為です。
一般的には体の大きさに比べて活動量の多い動物ほど睡眠時間が長くなると言われています。
例えばねずみは12時間程度の睡眠が必要とされる一方で、ゾウの睡眠時間は2時間程度のようです。
つまり日中の活動により蓄積した疲労を回復するために必要な時間こそが睡眠なのです。
また、睡眠には脳を休める働きもあります。
そのためしっかり眠れていない場合には、身体的な疲労感だけではなく脳も覚醒せず、日中だらだらと過ごしてしまう原因の一つとなります。
眠っている間の2つの状態:レム睡眠とノンレム睡眠
眠っている間には大きくわけて二つの状態があります。
それは一度は見聞きしたことがあるであろうレム睡眠とノンレム睡眠です。
レムとはREMと書きRapid Eye Movementの頭文字を取ったもので、眠っている状態でありながら眼球が高速に動くことから名付けられました。
レム睡眠はその名前からもわかる通り浅い睡眠であり、夢を見るのはこの時です。
レム睡眠は睡眠中に何度も訪れ、その周期は個人差や睡眠状態によりますがおよそ90分と言われ、睡眠時間が長くなるほど目覚めに向けてレム睡眠の時間が長くなります。
よく睡眠中は浅い眠りと深い眠りを交互に繰り返していると言われますが、その正体はレム睡眠によるものです。
一方深い眠りとされるのがノンレム睡眠になります。
ノンレム睡眠にも眠りの深さがある
レム睡眠は浅い眠り、ノンレム睡眠は深い眠りになります。
ただしノンレム睡眠が深い眠りと言われるのはあくまでレム睡眠と比べた場合です。
つまりノンレム睡眠の中にも眠りの深さに段階があります。
ノンレム睡眠の中で最も深い眠りとなるのが就寝直後の2〜3時間と言われています。
この時の眠りの深さで疲労回復の度合いや成長ホルモンの分泌量に影響を与える、ここで深く眠れないとぐっすりと眠れた感覚が得られず、体の成長にも影響を与えます。
就寝直後の眠りの深さが大切と言われるのはこのためで、睡眠の質を高める上で絶対に抑えなければならないポイントでもあります。
深い眠りを得るために大切な事は記録
睡眠の質を高めるために大切なことは、就寝直後のノンレム睡眠の眠りの深さであることはわかりました。
では具体的にどうすれば深い眠りにつけるのでしょうか。
答えは記録を取る事です。
記録とは例えば食事内容や、運動の有無、気温などその他睡眠に影響のありそうなことですね。
また、起床時のぐっすり眠れた感も一緒に記録することが大切です。
よく眠れた前日はどうだったか、あまり眠れなかった前日はどうだったか。
これを記録から追っていくことで自分の体に何が合っていて、何が合わないのかが分かってくるので、少しずつ最適化することができるのです。
深い眠りを客観的に知りたい方におすすめなのがオーラリング
睡眠に関しては主観的によく眠れたかどうかで評価してもある程度信憑性の高いデータになると言われています。
そうは言っても感覚値だけでは限界がありますし、少しデータとしては心許ない感じもありますよね。
そんなより詳細に睡眠の状態を知りたい方にはオーラリングがおすすめです。
テレビなどで睡眠状態を計測するために実験室で頭に電極を付けながら眠る場面を見かけますが、オーラリングは指輪として着けるだけでほぼ同等の精度で計測してくれる優れものです。
計測したデータは専用のスマホアプリから確認でき、データは何日でもさかのぼって振り返ることができます。
活動量計にもなるので私は1日中指に着けたまま過ごしています。
値段は高いのですがそれに見合う価値はありますので、興味のある方は是非試してみてはいかがでしょうか。
眠りの深さを意識して健康で活動的な毎日を過ごそう
睡眠には疲労回復や生活リズムを整える役割があります。
睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠の2種類があり、疲労を回復させるためには特に就寝直後のノンレム睡眠を深くすることが大切です。
そのためにも日々の生活を記録してより良い睡眠を手に入れていきましょう。
それではまた!